前から行ってみたく、でもいつも満席だったボンテベッキオ橋のたもとにあるBUCCA DELLORAFO。トスカーナーの食材の奥深さを知る。一皿目のアンチョビ、バター&焼かれたトーストの大皿が出て来た時には皆が歓呼の声を上げた。
フランクフルトに向かう前に街を散策していて見つけた川を渡ったところにあるお店。
フィレンツェのトラットリア文化が好きな自分はリストランテにはめったに来ないんだけれど、昨年来た時にこちらに長年住む知人と街を散策していた時に”ここ世界のセレブ御用達のお店”と言った彼女の言葉と”それらしいお店の雰囲気”ではなかった事が気になり、”そのようなお店の予約”はホテルのコンシェルジュに頼むのが一番なので日本を発つ前に予約をお願いした。このようなお店に来る時はいつも悪い癖で”斜に構え、でもミーハーな自分”という情けない状態で来るのだけれど、CIBREO RISTORANTE、旨くエンターテイメント性に富んだ素晴らしいお店でした。ユニークなセレブ達が好きになる理由がわかった。それはアーティストでもあるオーナーのセンス。
デザートとお茶は向かいでいただきたいのでと道を渡りCIBREO CAFFEへ。ここもまた任されているオーナーの息子(息子もアーティスト)のサービスが僕達には素晴らしく、結局お茶代とデザートはただになった。
商売って、お客さんにファンになって貰わないと決してお金は入って来ないと常々思っていたが、ここフィレンツェで改めてそれを学んだ。なぜなら僕は次回も必ずこの店に来たいと思うから。最高に気持ちのよい夜になりCIBREOの親子には感謝。帰り際に、少々ブッていて嫌な奴やなと思っていたここで働いている日本人に、”御馳走になったわ”と言えばキョトンとしていた。なぜこのようなお店で働く日本人は同胞の日本人に嫌な感じなのだろうか?セレブ達に愛されているオーナー親子は素晴らしく気さくなのに。彼が日本に帰国し、お店をオープンさせたなら流行るのだろうか?