今年最後の西での外食は祇園に今年オープンさせた山地陽介。地元京都出身でもなく、お料理も含め今までやって来た事とまったく違う事を仕来りが多いここ祇園でやっている事に敬意を示して。この辺りを仕切っている方に、”食べ物屋はあんた処で最後や、ギリギリセーフ”と言われたらしい。
年末という事で頭の中は祇園と言う土地柄やらねばならぬ事で一杯で、前回いただいた時とは違い今回は気が散っていたように感じたが、年明け早々のお正月にお江戸からの来客を迎えていただく新年初の外食となる山地陽介はどんなんかなと楽しみだ。
我が家の年末恒例で、今年もお疲れさまという意味を込め京都のなじみの宿の年末に相応しいと感じる部屋、栄の間に籠る。庭には例年紅葉がまだ残り、掘りこたつで今年はああやったなこうやったなと語り合う。最近はほとんどが愚痴になる事が多く駄目だな。この栄の間の造りで年末のまったりを過ごすのも今年で最後。年が明け節分の後に大改装される。節分の後に改装するというのがここの宿の素晴らしいところ。本来は1月1日が新年ではないのだから。栄の間はこの宿で好きな部屋の1つで素晴らしく、改装せずともこのままでもいいのではと思うが、82才になる素晴らしいセンスの持ち主で革進的なここの主が新しいモノを取り入れ、また1つ素晴らしい作品を作り上げる事だと思う。新しくなった栄の間で来年の年末を過ごすのはどんなんかなと今から楽しみだ。それに今年も無事にこの部屋で過ごす事が出来る幸せを十分に感じなければ。毎年年末に此処で過ごせるかどうかというのが1つのバロメーターにもなっているのだから。だから毎年、来年の今日の予約を今年の今日入れるようにしている。