子供の頃に父親から岸和田にふぐ博士がいると聞いていた。天然のいいフグを普通の内容のコースで出していると勝手に思い込んでいた。二皿目が出て来た時に、”え、これって懐石料理やん”と戦いた。佇まい設え使われている器達も素晴らしい。
88才になる選ぶセンスが抜群で趣味人のふぐ博士の主と孫で今年までだんじりの大屋根で踊っていた祭りきちがいのコンビもオモシロく、わざわざお江戸の方々が飛行機代を出してまで来る理由が分かる。値段もお江戸とは格段に違う。この内容を赤坂辺りで食べれば目ん玉が飛び出るだろう。いいお店って、店に入り席に座っただけで分かるもんだなと改めて思い知るいい夜だった。
これも後で知った事だけれど、ミシュランの2つ星を4年前から持っているらしい。そして10月の末から4月まで半年間の営業で、一日に二組のみの喜太八。次は寒い寒い中、背中を丸めて行きたいものだ。



















